有料老人ホーム『Sアミーユ川崎幸町』での不審死や虐待、盗難事件は運営母体が積水ハウスが参画している積和サポートシステムという事もあり多くの入居者家族も驚いているに違いない。 今後も増加の一途をたどる老人の『終の棲家』としての有料老人ホームの経営も後期高齢者の保険負担金割合が増加すれば、経営合理化のために人減らしや経験不足な人材採用を行うケースも増加して行くだろう。今回のSアミーユの様に積水ハウスの関連会社でも不良人材を雇用するという失態を演じるわけで、有料老人ホームの人材不足も極まれりである。実は僕の母も昔、積水ハウスが開発した病院に隣接している事を売り物にしているケア付き老人用マンションに住んでいた時期があるが、病院が横にあり、各部屋に非常ベルが付き、レストランがあるというだけでケア付きマンションというのは名ばかりだというのが判明して退去した記憶がある。 何か積水ハウスは老人介護ビジネスを金儲けと高付加価値マンションのイメージ作りとして考え、老人介護という業務の根幹は老人に無私で寄り添うという深い愛情を必要とするという原点を忘れているのでは無いだろうか? さて僕の母がお世話になっているL社の有料老人ホームは働く人すべての笑顔が慈愛に満ちていて感謝しています。 基本的には殆ど多数の有料老人ホームは老人を慈しむ優しい心を持ったスタッフに支えられていると思います。但しその有料老人ホームの経営者がタマタマ上手く時流に乗り、政府の補助金を上手く引き出しただけの老人という弱者から金を搾り出す事に夢中の汚れた心を持っている場合もあるので要注意です。 一番ひどい例は倒産したコムスンの折口会長でしょう。 何度か一緒に食事しましたが老人に対する労わりの気持ちよりも、弱者である老人から如何に金を巻き上げるかばかり考えていました。 終の棲家で失敗しない為には、やはり経営陣の考え方、思想を調査観察しけっていするしか無いと思います。 いくら大手の会社でも要注意です。
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