宗次徳二氏が創業した世界一のカレーハウスチェーンが遂にハウス食品の傘下になる事になった。　早朝4時半から深夜まで寝食を忘れ働き、クラッシック音楽ホールを運営する宗次氏は誠に素晴らしい経営者であった。　その後右腕の生え抜き社員を社長に据え現役引退されて、昔の泥臭さが消え、企業として一層成長していただけに驚きを隠せない。　ハウス食品もいい買い物をしたものだ。　カレーという平凡な商品を非凡な努力と情熱で世界一のカレーチェーン店にした事は賞賛に値する。　今後は資金力のバックアップでもっともっと世界の隅々まで日本流のカレーライスを広めてもらいたいものだ。　ただし創業者の”非凡な努力”という精神だけは忘れないでいてもらいたい。