神戸三田店開店に合わせて、タイから優秀なコックさんを追加招集しています。
書類応募50名の中から12名を書類選択。 タイの友人宅でこの12名を実地試験。
その中から5名を合格としました。 目下VISA申請書類を揃え、日本の入国管理局
に暫時申請中です。 特にクワンチャイでは、日本の入国管理局がVISA必要条件に
加えていない、POLICE RECORD(無犯罪証明書)並びにHEALTH REPORT
(健康検査報告書)の提出を義務付けています。 何故なら、オオラカな国、タイで
犯罪歴を持った様な不届きものがクワンチャイに紛れ込むと、後々、大変な問題を
起こすリスクがあり、瀬戸際で防御する事が必須条件だと、考えているからです。
また、日本に無い風土病もタイには有り、その様なキャリアが日本のみならず
クワンチャイに入ると、後々、罹患者が自然に増える等のリスクがあるからです。
逆に、この様な書類提出を要求していないで安易にVISA申請を行う他のタイ料理店
があるとすれば、恐ろしい事だと考えています。
尚、実地試験では、5つの課題料理を決め、料理の味付け、盛り付け、ボリューム
清潔さ、調理の速度等々を審査し、評点を付けています。 特にタイ料理では
必ず野菜や果物のカービングを初心者には義務付けているので、基礎をしっかり
学んでいるかを知るにはカービング技術をチェックする必要があります。
実地試験の後、個別面接を行い、鋭い質問をぶつけ、場合によっては一緒に
食事をして、各個人の潜在的な資質もチェックする様にしています。
男性の場合、バクチ好き、酒好きは基本的にNG。 女癖の悪そうな人もNG。
女性は優しいだけでは駄目。頭脳明晰で
鍋振りが出来る体力も必要です。
特に繊細で清潔好きな日本人の感性と味覚に合い、単身赴任に耐えられる
自己管理が出来る、精神的に強いコックさんを見つけ出すのは至難の技です。
過去には、この様な笑えない事もありました。
厳重な審査の上、VISA発給を受けてクワンチャイの厨房に入った、その日に
コックさんの手が震えているではありませんか。 緊張で手が震えていると思いきや
『少しアルコールを飲まないと手の震えが止まらないので・・・・・・』と言うでは
ありませんか! タイの実地試験や面接の時は、『アルコールは苦手』と言って
いたのに・・・・・。 所謂、重度のアルコール依存症だった訳で、クワンチャイでは
即日、お引き取りを願いました。 ただしこのコックさん、腕は良いので、目下
XXXのタイ料理店でコック長として頑張っている模様です。
さて、クワンチャイではタイ人のコックさんに全て依存するのではなく、今後は
イタリアン、フレンチや中華で技術を磨いてきた日本人のコックさんも、雇用を
増やし、クワンチャイのポリシーである『日本人の味覚に合った、美味しい本物
のタイ料理』をタイ人コックとのコラボレーションで今後、一層提供して行こうと
考えています。 自薦、他薦を含めた日本人のタイ料理に興味のあるコックさん
の応募を切望しています。