不安が的中してしまった。
マスコミに追い回され、日ごとに表情が硬くなっていた高梨沙羅
ちゃんが金メダルどころかメダルすら取れず4位に甘んじた。
17歳という若さで、気丈にマスコミという名のパパラッチ対応を
して来た沙羅ちゃんは贔屓の引き倒しと日本を背負うという意味
不明の重圧に押し潰されてしまった。 気の毒で仕方ない。
あれほどまでに注目されず、静かに見守ってあげていれば、モーグル
ハーフパイプの銀、銅を獲得した平野、平岡君達の様に楽勝した筈
なのに。
さて、前回冬季オリンピックで我日本マスコミの格好の標的になった
浅田真央ちゃんはメダルを取れるのだろうか?
個人的には応援したいが、腰痛を抱えた真央ちゃんに過度の期待は
無理だろう。僕は真央ちゃんのフィギアスケーターとしてのピーク
は15歳だったと考えている。石頭の日本スケート連盟が前々回の
冬季オリンピックに真央チャンを出場させなかった事が彼女の悲劇
だ。出場していたら荒川静香と2人で金銀を分け合った筈だ。
モーグルの平野君15歳 平岡君18歳 男性フィギアの羽生君19歳
女子フィギアのリプニツカヤ15歳と練習・競技開始年齢が年々若返
っているスポーツ競技界において全てピークは10代ではなかろうか。
そういう意味で高梨沙羅チャンはピーク年齢なのにマスコミ等の
対応でストレスを一身(心)に抱えて自滅させられてしまった。
沙羅ちゃんの未来を苦難の道に引き込んだ我々野次馬の責任は
限りなく重い。 アー本当に可哀想に
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