メダル8個(僕の予想は5~7個)は上出来だと橋本聖子議員は述べた
が、東京オリンピックで100個のメダルを取ろうと宣言されている
安倍総理の話が空証文にならない為に、総括してみたい。
若し、日本政府ならびに関連部署が適正な対応をしていたら、メダル
15個超は可能では無かったか。 例えば
① マスコミ対応の欠如
広報担当者を決め、選手インタビューは基本的に無しとし
試合に集中させる。沙羅ちゃんや真央ちゃんは完全な被害者
② 冷徹な判断不足
どう考えても怪我で試合に出る事が不可能だったり、論功行賞
的な選手選抜は百害あって一利なし。
伸びしろのある選手が埋もれてしまう。
③ 報奨金の乏しさ
イギリスのナイトの様にスポーツは名誉だけで報奨金ゼロという
のも一つの考え。だから殆どメダリストが生まれない。安倍総理
が東京オリンピックでメダル100個と宣言したのなら、また報道
がメダル数ばっかり追いかけるのなら、報奨金を最低今の10倍
とし、ヘンテコなアマチュアイズムを振り翳さず、CM収入の
殆どが選手に入る様にすべきである。キムヨナの年収14億円
と真央ちゃんの想定年収1000万円とは差がありすぎです。
愛国心で身体を苛めぬくにも限度があります。
これを徹底していればメダル獲得数は倍増していた筈で、殆ど
努力していなかった政府が自画自賛しても白けるだけです。
さて、冬季オリンピックと夏季オリンピックとの競技数は約3倍
だったと思うので、冬季オリンピックで33個のメダルを取れる
様な夏季オリンピックの体制作りを直ぐにでも始めなければなりません。
その為には
① 将来のメダリストの発掘 英才教育
② 各種スポーツ施設と練習施設の拡充
③ 補助金の大幅増加(文部大臣が30%の各団体負担を無くし
すべて政府が見るといったのは前進だが、金額も大幅増加要)
④ スーパーアスリートの為の年金制度の充実
⑤ スポーツエリート移民の徹底(ロシアが今回そうしてました)
等が考えられるでしょう。ソチオリンピックに100人以上参加
して8個のメダルは少なすぎる。大いに総括して次回夏季オリンピック
から改革してもらいたいものです。