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辛旨トーク

バイキング料理の功罪

クワンチャイではバイキング料理を提供していません。 何故だかわかりますか? バイキング料理を出さない理由。 お腹がすいていたら味あわないでバイキング料理を思い切り食べたいお客様もおられるでしょう。 だけど、クワンチャイでは料理をじっくり味わって頂きたいから、味あわないでただ、食べるだけのお客様 バイキング料理のお客様はメインターゲットではありません。 勿論、ケータリングやパーテイの時はビュッフェ料理を提供していますが、バイキング料理(これは日本独自の料理提供方法で国際的ではありません)は提供していません。特に炒め物の料理は調理してから直ぐに食べていただかないと、油が混ざって美味しくありません。焼き物料理は、食材の表面が固くなり、時間が経つと食べられたものではありません。 ですからどうして日本のお客様がバイキング料理を好まれるか理解できないのが真実です。以前、僕の部下で某国際ホテルの副料理長A君が居ました。 ですが盛り付けは上手なんだが美味しくない。 化学調味料ばかり使うので僕は彼とはポリシーが違うので退社して頂きました。 しかしA君は某バイキングレストランチェーンのNO2になった様です。 理由はA君が作るとお客様が余り食べないので、食材原価率が下がるからとの事です。ソリャー化学調味料ばかり使えばすぐに満原になるからね。 見栄えが良くても美味しくない料理を作るから出世するなんて?!
これが今の日本の不健全ンな飲食産業の実態です。 勿論、クワンチャイでは今後も美味しい料理をお腹いっぱいに食べて頂きたいと思います。ただしアラカルト料理として。 それが日本の食文化向上の原点だから。

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