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辛旨トーク

美味しいタイ料理を求めて

従来の日本のお客様の考えられているタイ料理とクワンチャイのタイ料理とは少し違いがあると考えています。 タイの食材について考えて見ましょう。 タイではハーブ類、野菜類は豊富で恵まれています。 鶏肉は日本ほど養殖技術が進んでいないので天然物ですが痩せています。 豚肉は少し硬いがまあまあいけます。牛肉は黒毛和牛に馴染んだ日本人には硬く味わいがありません。 魚介類は川魚は泥臭くて日本人には厳しいです。特に冷凍流通システムが日本ほど整備されていない為、肉、魚は生臭いものが多いです。 この素材環境の中で発展してきたのが従来のタイ料理です。 ですから野菜は生も炒め物もそれほどの加工を要しませんが、肉、魚貝類は様々なハーブや香辛料の助けを得て劣化を抑え香りを整える必要があったのです。 ですから従来からの一般的なタイ料理は甘辛くスパイシーさが際立ち肉や魚介類の本来の香りを隠す必要があったのです。 タイでも一部の豊かな人達は特別に冷蔵技術をもって搬送、保存された肉や魚介類を上品な味付けで食されていますが。 そこでクワンチャイでは日本独自の新鮮な素材を生かしたーわざわざ素材の香りや旨みを殺すなんて必要ないのでー 日本人の繊細な味覚に合ったタイ料理を提供しているわけです。 タイの屋台や観光客ご用達の昔流の所謂タイ料理ではなく、素材を生かした美味しいタイ料理を求めて。

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