慶應義塾大学在籍の頃　某有名企業の御曹司M君の廻りにボンボン連中が集まってきていました。しかしひとたびM君の会社に倒産の噂が出たとたんにボンボン連中は脱兎のごとく去っていきました。そのとき何とKOボーイは薄情な奴らが多いなーと慨嘆したものでした。僕の廻りにもも景気の良い時は有象無象が集まってきましたが、ひとたびクワンチャイ１店舗から再出発と決めたとたんに、多くの知人？が去っていきました。数人の心の友はずっと僕を支援してくれていますが・・・そしてやっと７店舗を有する中規模チェーンになった今、昔の知人？が寄ってきています。僕はこの様な人を信じてはいませんが、その様な人が普通の弱い人間だと思っています。目先の損得ばかり追い求め、お金の匂いばかり嗅ぎ分けている、薄情だと感じたKOボーイの様な、その人間模様が普通だと思っています。だけれど信じたら例え廻りがどの様に言おうと、毒を喰らえば皿までの心境でついて行く仲間をどれ位、持つかが人生の豊かさと成功の秘訣であることは間違いありません。　少なくとも僕はお金とか損得勘定で生きる寂しい人間にはなりたくありません。