8月17日　バンコク　セントラルワールド　エラワン廟でテロが起こり、続いてチャオプラヤ川でもテロが起こった。　僕は丁度16日深夜にバンコクを出て17日朝に関西空港に帰って来たところで、友人から安否の連絡が来るなど、驚きを禁じえない。　ウイグル族の強制送還に対する反発説、イスラム国説、先般のバンコク市長選挙に破れたタクシン派説等、犯人探しに諸説紛々であるが、実行犯は既に国外逃亡したとの噂もあり真相は藪の中だ。　一ついえるのはこの事件は少なからずタイの観光業にとって悪影響を及ぼすだろうという事だ。　軍事政権になって国が少し安定し出した矢先の出来事で誠に残念である。　個人的にはタイの軍事政権がもう少し続いて、王政が安定し、同時に貧富の差が緩和されて、昔の平穏なタイにゆっくり戻ってほしいと考えている。　どちらにしても無差別テロは許せないし、日本でもこの様なテロが起こらないとも限らない。　多分、喜ぶのは隣の膨張主義の共産主義国家であろう。彼らは原理的には王政否定であるのだから。　天皇制の日本も心してテロ対策を考える時期に来ているのではないだろうか。