マレーシア航空の遭難に続いてアジアで悲しい大型事故が続いている。
特に、今回のSEOUL号の沈没には様々な問題点が見受けられる。
１、フェリー船改造に伴う安全不確認
　　もともとフェリー船は船体バランスが悪くトップヘビーなので過積載で日本の中古
　　フェリーを購入したフィリッピン等で過積載による海難事故が多発した事を思い　　　出す。　今回の事故は、購入後部屋数を増やす為に無理な改装をした模様。
　　その上に、フェリー貨物の固定が不完全であったなら起こるべくして起こった。
２、船長等の無責任体質
　　日本人がすべて無私の心を持っているとは言わないが、逮捕された船長達の
　　無責任さは法令違反というだけではなく、韓国人の個人主義が顕在化した例だ　　ろう。恥の文化の乏しいこの国と、東北大震災で見せた日本人の態度との対比
　　はマスコミを通じて世界に配信されている。　気の毒だが信頼される筈がない。
３、レスキュー隊の無力
　　海洋国家日本と韓国の差が顕在化したのが今回の救助活動の無統制さだ。
　　海猿に見る日本の海上レスキュー技能を今後一層磨いてもらいたいものだ。
　　朴大統領が日本からのレスキュー支援を断ったそうだが、心の狭さが悲しい。

　船内に取り残された可哀相な遭難者が一人でも生存している事を祈るばかりだ