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辛旨トーク

優秀な社員への育て方

僕は社員やアルバイトの資質を見分ける場合に2つの点を注意しています。出来るだけ楽をして給料だけ多めに取りたいと考えるのは人情ですが、試用期間中だけ口先だけやる気を見せて社員として会社に潜り込み。社員になった途端にお荷物社員に転身する不逞の輩も人材不足の昨今は紛れ込んでいるので要注意です。幸いなことにクワンチャイにはその様なダメ社員は一人も居ません。多少、負け癖がついているても将来は優秀な社員になるかどうか見極めるには、その社員の意見を聞き人となりを見ることから始めます。2つの要素とは ①新しい店舗開発やメニュー改編を行う場合に否定的な事から考えるか肯定的な事から考えるかで結果は大きく変わって来ます。すべてのプロジェクトには陰の部分と陽の部分があり、悪いことばっかり考える人はプロジェクトが上手くいかない時の逃げ口上を考えているか、真面目に変化に取り組もうとしていないと言えます。プラス思考の人は危ういプロジェクトでも大成功の事業に転換する力を秘めています。NOから始めるのではなくYESから始める事が成功の秘訣です。悪い結果をも予想して、ファーストペンギンを任じ、生涯ベンチャー精神を全うすると決めている僕ですが、あらゆる最悪の事態でも会社の屋台骨が崩れない様に考えるのは社長たる僕の役目だと心を戒めています。一方、物知り顔に否定的な意見ばかりを述べる事は無能か自分の無能さを知らないスタッフのすることです。②全ての事業の成否は如何に人を上手く使いこなせるかに掛かっています。他人の悪口、部下のあら捜しばかりしている人は人遣いなぞ出来る筈がありません。不思議なもので部下や上司のネガテイブな事ばっかり言っていると不幸の神が寄って来て一層不運が続きます。クワンチャイでも他人の悪口を言わない信望のある店長の元ではアルバイト不足も殆どなくスタッフ全員が楽しく働いているので店の成績も順調に推移します。良いところを見るおおらかな気持ちと心の余裕があれば部下の悪口なんぞ言える筈も時間もありません。結果として、いい上司の元では多少問題を秘めている部下でも良いところを引き出す事によって立派なスタッフに転身します。もともと飲食店には目から鼻に抜ける程の優秀な社員なぞ居ません。新卒の社員か定年退職後のシニアの再就職希望者を除いて、中途採用希望の殆どの人は挫折や失敗の経験者です。余程、自分に甘い能天気な人物か上昇志向でキャリアアップを目指すスーパーマンでない限り、転職希望者はマイナス思考から抜け切れていません。けれどもお客様に喜んでいただくというホスピタリテイの気持ちとサービス精神を持った人材がクワンチャイには集まってきます。後は僕の成功体験の元のプラス思考の考えを理解し人生の再構築をする気力さえあれば大丈夫です。そして過去の失敗体験からいつの間にか、習慣になってしまった物事をまず否定的に考える悪癖を取り除き、意識して楽天的にプラス思考を持ち続けさえいれば、いつの間にか皆に慕われる有能な人間に育って行きます。勿論、人生にもバラ色の幸運が巡ってきます。

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