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辛旨トーク

どうして安倍総理の支持率が大きく上がらなかったのか?

第三次安倍改造内閣の大臣に安倍批判の急先鋒であった河野太郎、野田聖子を任命したことによって安倍政権の支持率が数パーセントUPしたことはご同慶の極みである。しかしながら名門政治家一家で英才教育されて育った浮世離れした我らが安倍総理大臣は我々庶民の素朴な疑問には残念ながら殆ど答えられていない。それは友人 加計理事長とのゴルフや飲食の頻度の多さと獣医師学校設立との因果関係に対する不信感に対する疑問についてである。一般庶民の僕達が政治家先生とゴルフをする場合は、何らかの便宜供与を阿吽の呼吸でお願いする事が一般的だ。しかし自分に厳しい安倍総理は『友人であってもいささかの便宜供与すら行っていない。便宜供与を行ったら総理大臣の職も辞するし議員も辞める』と強弁・断言している。これが岸元総理をお祖父さんに持つ安倍総理の独特の帝王学・人生観なのだろう。しかし安倍総理がいくら己に厳しくても、取り巻きは総理の友人という事で忖度を行うだろうと考えるのが一般人の常識である。 総理や総理夫人がいくら便宜供与を示唆しなくても総理周辺のスタッフは総理に喜んでもらおうと便宜を図る。それがゲスであるマスコミや庶民の感覚であるし、市議会議員や県会議員の先生方が日常的に行っている陳情行政である。この相互もたれあいが酷くなると増収賄になり、お縄頂戴となる。その日常的なもたれあいの活動が潤滑油となり行政がスムーズに動くのも残念ながら事実である。万年野党の民進党や共産党の先生方はマッチポンプよろしく意識して厳しく反対をし、もっともらしく矛を収めて合法的に献金にありついているのが現実である。民主党が政権与党の時の陳情行政は長い間野党で権限がなかったから、その反動からか、献金や寄付を受けて忖度、お手盛り、便宜供与花盛りで、それは目に余る程であったと巷間噂されていた。だから手の内と勝手が判っている民進党に自分たちが行っていた、今は行えない情実行政について安倍総理も当然行っていただろうとゲスの想像をして左翼マスコミと共闘して攻撃をされ、結果的に国民から不信感を持って見られてしまったのである。安倍総理が今回の組閣発表の時に10秒程度頭を垂れ、国民目線で答弁・説明出来ていなかった事に謝罪した事は誠に不本意だったろうが国民目線としては素晴らしい事だった。しかしその前に、『重要な国家戦略特区の指定事業の当事者同士がいくら古くからの友人同士であっても、重要な事業を決定するのであるから疑念を抱かれる親密な交流を控えるべきだった。仮に部下が総理の気持ちを勝手に忖度していたとしても、そう忖度させた己に非がある。この自分の世間の目に対する甘さを深く反省し、獣医学部新設を中止するとともに、今後、総理在任中は加計理事長との個人的付き合いは一切行わない』と国民目線で行動出来て居なかった非を詫びて、断腸の思いで学校新設中止を宣言すれば良かった。旧来の友人を切捨て、日本国民の父として国民の心に寄り添うという究極の選択だ。そうすれば支持率は20%は跳ね上がり国民は温かい目で安倍総理を今後も支えただろうにと思うと誠に残念だ。刎頚之友とすら国家の大計を成就する為には縁を断絶しなければならない。戦後レジームからの脱却の本丸 憲法改正という大事業を控えた安倍総理はもっと国民の気持ちに対して素直に寄り添うべきだった。その決断が出来なかった安倍総理はやはりお坊ちゃま宰相だった。小手先の内閣改造では無く、安倍総理の精神構造の改造を国民は望んでいたのに・・・・次の総理大臣は石破茂か野田大臣か菅長官か小池都知事か? 残念ながら既に秒読みが始まっている。『泣いて馬謖を切る』の故事のように、リーダーは孤独で真の目的のためには非情に徹しなければならないものである。嗚呼!?

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