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辛旨トーク

瀧 善三郎 義烈碑を参拝する

クワンチャイ三宮店では三宮神社のお札をお供えしています。この三宮神社は神戸大丸の傍のとても小さな神社ですが、三宮店出店の時に、一番クワンチャイ三宮店をお守り頂けるであろうという風に判断して祈祷して頂きました。この三宮神社には神戸事件が目前で起こった事もあり神戸事件の事が詳細に説明文とともに残されている。神戸事件とは1865年1月11日に欧米陸戦隊の不儀礼に激昂した備前藩、日置隊 隊員が槍で突き2名の外人が負傷した事を起因として銃撃戦が起こり一時的に神戸が占領された事件である。この事件の収束策として、後に大阪商工会議所初代理事長等を務めた偉人、五代友厚らの奔走も空しく、瀧 善三郎 享年32歳が切腹させられた事件である。 この切腹が余りにも見事であったことから、イギリス行使パークスを始めとする欧米列強は日本人に畏怖の念を抱き、占領政策を止まったと言われている。新渡戸稲造著作の『武士道』にも衝撃的な『ハラキリ』としてパークスの感想が長文で引用されている。正に『詰め腹を切らされた、瀧 善三郎』の武士としての崇高ないさぎよさ、利他の心が、日本の植民地化を救ったのである。 この瀧 善三郎の義烈碑は岡山県の七曲神社にあり、お参りして来た訳だ。 このお参りは
友人の廣田弁護士先生が主催する『五代友厚プロジェクト』の一環として行われたものである。五代友厚は明治維新の日本の方向付けに大きく貢献した偉人であるが、今まで余り注目されなかったのであるが、坂本竜馬よりも伊藤博文よりも日本に貢献したのではないかと考えている。 五代友厚はこの瀧善三郎の切腹を防ごうと奔走しその死後その墓地をいち早く訪問した情の人でもあった。

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