NHK朝の連ドラとしては久々の凡作『まれ』の後、明治維新の激動の時代を大阪商人夫婦の視点で捉えた『あさが来た』が始まった。　準主役の実名登場者　五代友厚のスケールの大きさを観るのを楽しみにしている。　実は古くからお世話になっている廣田弁護士先生が旗振り役になり五代友厚の映画の計画が進んでおり、僕も末席を汚して映画製作の為の寄付をさせて頂いている。先日も天王寺にある友厚候の墓参りをして来たところである。　廣田先生はユニークな先生でロマンやフィロソフィーを語らせると時間が足らなくなる。　今回の映画の主人公、五代友厚も大阪経済の父としてのみならず日本の明治以来の近代化に大きな足跡を残している。にも拘らず政商という言い掛かりを付けられ歴史に埋もれた逸材でもある。　見方によれば坂本竜馬や岩崎弥太郎よりも国際センスがあり素晴らしい功績を残しながらも殆ど注目されていなかった五代友厚。　どうして廣田先生が取り上げるのか不思議に思っていたら　『あさが来た』の準主役が五代友厚ではないか？！　廣田先生の先見性　恐るべし。