宮原知子3位、羽生弓弦1位の2名の健闘で世界フィギュア国別選手権は日本が団体3位となった。宮原選手、羽生選手の2名は他の日本選手とモノが違い今後も日本を背負っていくだろう。この2選手は特に1発真剣勝負の緊張感の中で演技に没頭できる集中力と、日頃のライバル選手達を圧倒する練習の積み重ねによる自信が立派な成績を生みだしているのであろう。　翻って我々レストラン業も過当競争の中でお客様との真剣勝負の毎日である。社員にも良くいうのだが、サービス業は100点満点か0点しかないと。飽食の時代の今、満足して帰って頂いたところで他のもっと満足できるライバル店があればそちらの方に乗り換えられてしまう。いわんや少しでも不快な思いやお客様の気持ちに寄り添えないサービスをしていると、2度とクワンチャイに足を運んで頂けないと。正に1000円を境にしたお客様の満足を得るための真剣勝負を僕たちはしているわけです。先日クワンチャイのある店の勘違いスタッフが大いなる誤りをおかしました。それはオペレーションの楽になる都合を勝手に見つけてお客様に押し付けていたのです。複数のお客様から『クワンチャイどうしちゃったの？』とお叱りの電話を頂きました。僕は早速そのスタッフを責任者の地位から下ろして信頼回復に全力投球する事に決めました。そうサービス業は100点満点か0点しか無いのに60点？を目指したそのスタッフはサービス業、飲食業に真剣に向き合っていなかったのです。今後はもう一度原点に戻り、サービス業は何たるかをスタッフ全員に伝えて行きたいと決意しています。真剣勝負だからこそ。