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辛旨トーク

イオンモール神戸南にクワンチャイが出店しました

イオンモール神戸南が9月20日にオープン。クワンチャイでは新業態”クワンチャイカフェ”としてイオンモールに初出店しました。今までのタイ料理店クワンチャイのコンセプトと違い、ドリンク・デザートを充実させ、フードメニューは売れ筋に集約し味付けは今までのクワンチャイの美味しい本格的な料理を提供。平均客単価は従来のクワンチャイより700円程度安価に設定しています。イオンモールは全国に約150店舗あり、日本一のショッピングモールグループです。アメリカではガレリアという名のモールがあり突然砂漠のど真ん中に出現。人の流れも全く変えてしまう魅力のある新都市の出現という具合です。日本のイオンモールも全く同じで少し町の中心部から外れたところに大駐車場と共に出現し人の流れを根本から変えてしまう威力を持っています。最初、イオンモールさんから神戸で一番著名なタイ料理店として出店要請を受けたときに、ノーカンの社員からは『なぜあんな辺鄙なところにクワンチャイが出店するのですか?と』詰問されましたが、僕はアメリカ在住経験20年でアメリカでの新モール出現での成功を何度も見て来たので意に介せず出店を決定しました。クワンチャイカフェとしてオープンして2日目ですが僕の予想は確信に変わりました。従来のクワンチャイのお客様とは明らかに異なるお客様ですが、イオンモールの威力は全く新しいタイプのお客様をクワンチャイカフェに呼び込んで下さっています。さて全国のイオンモールには飲食系ではフードコートとレストラン街計30~50店舗が出店しています。ローカルチェーンのクワンチャイは相撲で例えれば今までは十両力士で初めて幕内に昇進した遅咲きのタイ人の血が混ざった混血力士。殆どの飲食テナントは全国区の有力企業ばかりで横綱から新進気鋭の幕内力士が揃っています。クワンチャイは今まで宣伝下手、営業下手だけれど味には自信、という愚直な方法で成長して来ましたが、幕内力士たちに伍して昇進し役力士になるには、もっと明快な得意技 マーケテイング力を持たなければと考えています。それぞれの曲者の既存幕内力士は消費者目線で商売上手が揃っている模様です。イオンモールの担当スタッフさん達は自信にあふれ、若く溌溂としていて、そのうえ規律には厳しく礼儀が正しく、やはり勝ち組の横綱は違うなあと変に感心しています。さて『どうしてイオンモール出店を決めたの?』とよく友人に聞かれます。 理由は日本の既存勢力のタイ料理店は一部を除いて値段が高く味はイマイチで本来の美味しいタイ料理が日本人に伝えられていないと義憤を感じているからです。クワンチャイは日本一美味しくリーズナブルな価格とサービスのタイ料理店チェーンを目指しており、全国展開を図るにはイオンモールさんの様な集客力のある巨大な坩堝の中で勝ち残らないと未来は無いと考えているからです。これからは強者どもが跋扈する過酷な競争に勝ち残り、イオンさんから他のモール出店の打診を積極的に頂ける様に全力でタイ人・日本人・外人の社員共々戦います。一度、クワンチャイカフェに足を運んでください。僕も店内で汗を流して走り回っています。

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