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辛旨トーク

コロナ後を考える 18 そろそろ集団免疫を考える時期に

沖縄の米軍基地で100人規模のコロナのクラスターが発生し、オミクロン株の猛威が日本でも牙を剝き始めた。まだはっきりしないが弱毒性で感染力の強いと言われるオミクロン株は真面目で慎重な岸田総理主導で、いくら水際規制をしても、防ぎきれないのでは無いだろうか? 結局は様々な水際対策も効果なくコロナ株は数か月内にオミクロン株に置き換わり、アフターコロナではコロナとの共生が基本となるのだろう。飲用で効果のあるコロナ薬も生まれ、ワクチンの3回目の摂取も前倒しで行われ、重症患者さえ生まれなければ了とする集団免疫狙いに移行せざるを得なくなるだろう。クワンチャイ各店も営業時間制限は撤廃されたものの、愚直に感染拡大防止の観点から半分程度に席数を減らし密を避ける対策を取り続けて来た。この為、当然ながらデリバリーを除いて売り上げはコロナ前の半分程度で推移している。一方、密も濃厚接触もお構いなしの居酒屋は大盛況でコロナ前の売上を維持している。この営業形態を黙認している大手テナントビル業者も多く、苦しいからとはいえ社会正義お構いなしの風潮が是とされ末世の感がするが、日本の法律では取り締まることが出来ない。これからは善良な殆どのテナントビルオーナーも宗旨替えして、お上の規制を真に受けて苦しい経営を続けるよりも、ビジネスに徹して法律違反さえしなければ、家賃を払い続けるテナントの方が、馬鹿正直に安全対策を重視している僕たち国家政策に従順なテナントより『愛い奴』となるのだろう。クワンチャイでは生き残りをかけて今後のコロナとの共生を俯瞰しながら、経営方針を転換する時期に来ていると考えている。安全対策を重視し、落ち着いて食事頂ける高級タイ料理店。新しいライフスタイルを先取りしたデリバリーを重視した地元密着店。そしてタイの屋台を彷彿とさせる大衆居酒屋店。の3種類に特化していくと決めている。

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